ZAMMAMAプロジェクトの目標
ZAMMAMAプロジェクトの目標のひとつは、ザンビアの村落部の家計の収入の幅を広げること。参加者はどんな想いでZAMMAMAに参加しているのでしょうか?シンダ郡のZAMMAMAのメンバーに目標設定をしてもらいました。その中のひとり、ぴかいちの腕前で品質管理を担当するサラの目標は、とっても野心的です。
(1)子供の学費:この目標はメンバー全員が掲げました。シンダのメンバー9名の子供の数は平均5.4人。初等教育は無償とはいえ、制服代、学用品、PTA会費などがかさみます。
(2)家畜の購入:食用の自家消費、販売(鶏、ヤギ等)のほかに、牛は牛車や牛耕に貸出して利益を得ることができます。
(3)家屋の建築・賃貸:建物の建築は貯蓄のようなもの。村落部の農家さんにとっては銀行などでローンを組むことはとても難しいので、少しずつ材料を買い足しながら建築が進みます。途中で頓挫して未完成の家屋もたくさん見かけます。
(4)他の女性に裁縫を教える:ZAMMAMAの取組みは収入向上だけでなく技能訓練・生活向上のためでもあります。自分が習得した技術を普及したいという声がメンバー自身からあがっていることは、なんとも頼もしいことです。
品質管理を担当するサラ
"CHOLINGA CHANGA CHOFUNSA CANGA "とは、現地の言葉(ニャンジャ語)で、願望や希望という意味。沢山の目標を書いてくれました!
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